私のブリーチ後のはげる不安と対策体験

投稿日2020年10月17日 投稿先 円形脱毛症

学生時代からヘアカラーを楽しむのが好きで、特にブリーチで髪を明るくすることに夢中でした。当時は「ブリーチを繰り返すと将来はげるよ」という周囲の声も、若さゆえかあまり気にしていませんでした。しかし、社会人になり、20代後半に差し掛かった頃、ふと鏡を見ると、以前よりも髪の分け目が目立つような気がし、シャンプー時の抜け毛も増えたように感じたのです。「もしかして、これまでのブリーチのせい…?」という不安が一気に押し寄せてきました。慌ててインターネットで「ブリーチ はげる」と検索すると、様々な情報が溢れていました。直接AGAの原因になるわけではないけれど、頭皮へのダメージは無視できない、といった内容を見て、これまでの自分の無頓着なブリーチ歴を猛省しました。特にセルフブリーチをしていた時期は、薬剤を頭皮にベッタリ塗ってしまったり、放置時間を守らなかったりといった無謀なことをしていた記憶があります。このままではいけないと思い、まず取り組んだのは、ブリーチの頻度を大幅に減らすことでした。そして、美容院でブリーチをする際も、必ず頭皮に保護オイルを塗ってもらうなど、できるだけ頭皮への負担を軽減するようお願いしました。また、自宅でのヘアケアも見直しました。頭皮に優しいアミノ酸系のシャンプーに変え、トリートメントで髪のダメージケアを念入りに行うようにしました。さらに、頭皮マッサージを取り入れ、血行促進を心がけました。食事や睡眠といった生活習慣にも気を配るようになり、髪に良いとされる栄養素を意識的に摂取するようになりました。すぐに劇的な変化があったわけではありませんが、数ヶ月続けるうちに、頭皮の乾燥やかゆみが軽減され、抜け毛も以前よりは落ち着いてきたように感じました。そして何よりも、髪や頭皮を労わる意識が芽生えたことが大きな変化でした。今でもおしゃれのためにヘアカラーは楽しんでいますが、以前のように無茶なブリーチはせず、頭皮と髪の状態を最優先に考えるようになりました。「はげるかもしれない」という不安を経験したからこそ、正しい知識とケアの重要性を痛感しています。ブリーチを楽しむためには、それ相応のケアと知識が必要なのだと、身をもって学んだ体験でした。