私は元々髪の毛は多く、またどちらかと言うとしっかりとした太目の剛毛でした。
しかし、大学時代に髪の乱れが気になり出し、毎朝ヘアスプレーで髪の毛をバリバリに固めてから出掛けるのが日課になっていました。
恐らくそれが頭皮に良くなかったのか、或いは毛根を痛めてしまったのでしょう。
大学の2年になる頃には髪の毛が何となく細くなり、全体的に薄くなり出しました。元々ヘアスプレーは自分に対する周りの目、特に女性達の目が気になって始めたのですが、それが原因で薄くなり出し、大変気になり悩みました。
若い男性にとって髪の毛が薄くなるということは大変な心配ごとです。当時私もそうでした。
そこで先ず私が最初に取った行動は、皮膚科に行って先生に診てもらうことでした。
その時の診断は脂漏性湿疹ということで「フロージン」という緑色の薬が処方されました。
皮膚科には暫く通いましたが、特に改善する気配はなく、脱毛は進み止まりませんでした。その後は、頭皮をブラシで叩く「紫電改」や、昔からある「加美乃素」、名前は忘れましたが「みかんの皮の成分が入っている育毛剤」、そして「リアップ」も試してみましたが、残念ながらどれも効果はありませんでした。
私の経験から言えることは、頭にはやたら色々なものを塗ったりしないことです。特にヘアスプレーは良くありません。頭皮の皮膚呼吸を著しく妨げてしまい、毛根を弱らせてしまうのでしょう。
常に頭皮を清潔に保つことと、過度の洗髪を避けることです。そして、もし薄毛が気になり出したら、躊躇せずに、ただの皮膚科ではなくAGA専門のクリニックに行くことをお勧めします。